ご挨拶
放射線科では、放射線を使って体内の状態を画像にすることで、診断や治療に役立つ情報を提供しています。また、安全、正確な撮影を心がけ、より診断能の高い画像提供を目指しています。
週2回専門読影医(放射線診断専門医(非常勤))による読影を行っております。
業務内容
- 一般撮影(レントゲン撮影)
健康診断の胸部撮影や、骨の撮影などでおなじみの、いわゆるレントゲン検査です。Ⅹ線を用いて痛みを感じることなく、体の中の様子を調べることができ、全身の様々な部分の撮影を行うことができます。病変や骨折などを診断しやすくするため、いろいろな方向から撮影し診断します。
- 骨塩定量(骨密度)検査
骨に含まれるカルシウムなどのミネラル成分の量を測定する検査で、骨粗鬆症や代謝性疾患などの診断に役立ちます。当院ではDXA(Dual Energy X-Ray Absorptiometry)と呼ばれる2種類の異なるエネルギーのX線を照射し、骨と軟部組織の吸収率の差により骨密度を測る方法を用いて検査を行います。
- X線透視検査
X線TV装置はX線で体の透視画像をリアルタイムに見ることができる装置です。
- CT検査
CTは、X線によって全身の断層像を得る画像診断機器です。頭部、胸部、腹部など、さまざまな部位の断層画像を短時間(数秒〜数十秒)で撮像することが可能です。
当院設備について
令和4年10月にCT装置を更新しています。従来のCT装置比べて放射線量を抑えることができ被ばく低減が可能になりました。また、撮影時間が短縮した事で患者様の負担も大幅に減少しています。