診療のご案内
当科では、健康診断の2次健診(蛋白尿や尿潜血陽性、腎機能低下)や、慢性腎臓病(CKD)・慢性腎不全診療、血液透析療法を中心に行っております。
地域機関病院と連携し、糸球体腎炎やネフローゼ症候群、多発性嚢胞腎(ADPKD)の診療も行っております。
慢性腎臓病(Chronic kidney disease:CKD)は、腎臓の働き(GFR)が健康な人の60%未満に低下する(GFRが60mℓ/分/1.73㎡未満)か、あるいは蛋白尿が出るといった腎臓の異常が3ヶ月以上続く状態です。生活習慣(高血圧、糖尿病等)に深く関連し、現在1330万人(成人の8人に1 人)が罹患していると言われています。
慢性腎臓病(CKD)の初期には、ほとんど自覚症状はありませんが、慢性腎臓病が進行すれば、透析療法が必要となります。
当院では、慢性腎臓病(CKD)に関連する生活習慣病等の治療や合併症予防、透析予防を行い、また腎機能が悪化した際には、血液透析シャント作成や透析導入、血液透析療法まで、慢性腎臓病の初期から透析療法まで一貫した治療を行います。
また、地域機関病院と連携し、糸球体腎炎やネフローゼ症候群の診療、多発性嚢胞腎(ADPKD)に対するトリバプタン処方を含めた診療も行っております。
理事長
綱島 陽子
つなしま ようこ
専門分野
認定資格
出身大学
神戸大学医学部卒